自由大学講座2025【前期】「鎮魂の文学としての『平家物語』」

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ページ番号1007551  更新日 2025年4月22日

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イベントカテゴリ: 講座・ワークショップ

平家物語
那智勝浦沖 山成島(講師撮)

武蔵野地域自由大学学生限定の「自由大学講座」。2025年度前期は、成蹊大学他講師 清水由美子先生を講師にお迎えし、「鎮魂の文学としての『平家物語』」を開講します(全5回)。

開催日

2025年5月29日(木曜日) 、6月12日(木曜日) 、6月26日(木曜日) 、7月10日(木曜日) 、7月24日(木曜日)

各木曜日、全5回の連続講座です

開催時間

午前10時30分 から 正午 まで

開催場所

武蔵野プレイス 4階フォーラム

対象

武蔵野地域自由大学学生(同時入学可。要件等詳細は、下記添付ファイル(講座のご案内pdf.)や自由大学HPをご確認ください)

内容

『平家物語』は鎌倉時代に成立し、その後も広く読み継がれ、琵琶法師の語る平曲としても広まり、能や歌舞伎に多くの題材を提供し、人々を楽しませてきました。現代でもアニメや大河ドラマでその内容をご存じの方も多いでしょう。
『平家物語』はもちろん実際にあった治承・寿永の内乱という戦乱を描いたものですが、史実を離れて創作された話や改変された記事も多く見られ、単なる記録ではない文学作品に仕上がっています。そして、そうした創作された話をたどっていくと、いくさを語りつぎたいという思いとともに、いくさで命を失った者たちへの鎮魂の思いが込められていることに気がつきます。運命に翻弄され、戦いに敗れ去り、命を失わざるを得なかった人々について語りつぎ、敗者となってしまったがために自ら語る事ができなくなってしまった無念さを代弁し、そのことで亡き魂を慰めようとする思いがこもっているのです。
本講座では、鎮魂という言葉をキーワードに物語を読み解いていきたいと思います。そこには、800年後の日本に生きる私たちの心にも強く訴えかけてくる人間の真実があります(講師:記)。

各回予定テーマ
第1回 『平家物語』とは
第2回 源三位頼政 人生の最後に見せた武士としての意地
第3回 平宗盛と知盛 父親であることで救われた兄と父親であることに苦しんだ弟
第4回 平重衡 自らの罪に悩む男を救った僧侶
第5回 建礼門院徳子 一人生き残った女性の果たした役割

申込み締め切り日

2025年5月9日(金曜日)

申込み受付中
申込み

必要

いずれかの方法でお申込みください。
なお、講座申込と同時に自由大学に入学される方は、来館のうえ入学手続きが必要です。詳細は下記添付ファイル(講座のご案内pdf.)や自由大学HPをご確認ください。
(1)上記「申込み受付中」ボタンから
(2)自由大学事務局(武蔵野プレイス3階)に来館(申込み用紙にご記入いただきます)
(3)自由大学学生の方のみ、自由大学事務局あてお電話(0422-30-1904)も可

費用
無料
募集人数
100名(超えた場合は抽選)
講師
清水 由美子(成蹊大学他講師)
主催
武蔵野市教育委員会
問い合わせ
武蔵野地域自由大学事務局(☎0422-30-1904)

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