ヌトミック『何時までも果てしなく続く冒険』

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ページ番号1007308  更新日 2024年11月1日

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イベントカテゴリ: 音楽(JAZZ・ポピュラー) 演劇

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変幻自在のアンサンブルを武器に演劇界を席巻する
劇団“ヌトミック”渾身の音楽劇!!

チラシ画像『何時までも果てしなく続く冒険』

音楽と共に、流れ続ける記憶の旅へと出発する、ヌトミック4年ぶりの劇場長編作品!

9名の出演者により台詞、歌、ときにラップのような語りが、目まぐるしい時間軸の変化と合わせてシームレスに移り変わる新作の日本語音楽劇。

現代の東京を舞台に、数奇な人生を送った男が忘れられない思い出を語り出す。思い出はどこまでも飛躍して、多くの寄り道と間違いを犯しながら、少しずつ見えるはずのない世界へと繋がっていく……。

出演者に俳優の佐山和泉、矢野昌幸、ヌトミックの長沼航、原田つむぎのほか、ベルギーと日本を拠点に古楽から現代音楽までを歌い上げるソプラノ歌手の薬師寺典子、そしてトラックメイカー/シンガーのermhoiが演劇作品に初出演。さらにギタリストの細井徳太郎、ドラマーの渡健人、シンセサイザーの額田大志が加わり全編生演奏での上演となる。

ヌトミック

ヌトミック上演写真
『SUPERHUMAN 2022』 都立芝公園 集会広場にて
©コムラマイ

2016年に東京で結成された演劇カンパニー。
「上演とは何か」という問いをベースに、音楽のバックグラウンドを用いた脚本と演出で、パフォーミングアーツの枠組みを拡張していく作品を発表している。俳優のみならずダンサー、ラッパー、映像作家などとのコラボレーションも積極的に行う。

主な作品に『SUPERHUMAN』(2018)、『アワー・ユア・タワーズ』(2019)、『それからの街』リクリエーション(2020)など。また「ヌトミックのコンサート」と題したライブパフォーマンスも定期的に開催。


額田大志 ― ヌトミック主宰・演出家・作曲家・劇作家

額田大志写真

1992年東京都出身。

東京藝術大学で作曲を専攻し、現代音楽、舞台音楽、映像音楽を中心に学ぶ。並行して舞台芸術の創作を開始し、2016年に演劇カンパニー・ヌトミックを結成。俳優やダンサー、ミュージシャンなど、出自の異なるパフォーマーの個性を最大限に活かして作品を立ち上げるボーダレスな演出を得意とする。
またCM音楽や舞台音楽など、音楽家としても精力的に活動。2017年に、作曲を手がけキーボードを担当する8人組バンド・東京塩麹としてデビュー。1stアルバム『FACTORY』はNYの作曲家・スティーヴ・ライヒから「素晴らしい生バンド」と評された。2018年にはFUJI ROCK FESTIVALをはじめとする、多数の音楽フェスに出演。
2020年に文化庁東アジア文化交流使として韓国に派遣。2019年度アーツコミッション・ヨコハマ クリエイティブ・チルドレン・フェローシップ。
主な受賞歴に第16回AAF戯曲賞大賞、こまばアゴラ演出家コンクール2018最優秀演出家賞。


作・演出・音楽
額田大志
出演

ermhoi
薬師寺典子
佐山和泉
矢野昌幸
長沼航(ヌトミック)
原田つむぎ(ヌトミック)

 

ギター:細井徳太郎
シンセサイザー:額田大志(ヌトミック)
ドラム:渡健人

開催期間

2025年1月17日(金曜日)から2025年1月19日(日曜日)まで

開催時間

 1月17日(金) 19:30☆
 1月18日(土) 13:00◎☆/18:00◎☆
 1月19日(日) 13:00
 ※受付開始は開演45分前、開場は開演30分前

 ◎=託児サービスあり(公演一週間前までに要予約)
 料金:0〜1歳児 2,000円、2歳児以上 1,000円
 予約:イベント託児・マザーズ 0120-788-222(営業時間:土日祝日を除く10:00〜12:00、13:00〜17:00)

 ☆=終演後にアフタートークあり
 1月17日(金) 19:30 柴崎友香
 1月18日(土) 13:00 いとうせいこう
 1月18日(土) 18:00 つやちゃん

開催場所

吉祥寺シアター 劇場
吉祥寺シアター

対象

小学生、中学生・高校生・大学生、大人

チケット 発売情報

2024年11月2日(土)午前10:00~

チケット購入
チケット料金

<全席自由・整理番号付>

一般 4,500円/アルテ友の会 4,000円(前売のみ)/U30 3,500円/高校生以下 1,000円

 

・当日は各500円増し。
・各種割引でご予約のお客様は受付にて要証明書提示。
・未就学児はご入場いただけません。
・車椅子でご来場のお客様は事前にお申し出ください。
・高校生以下は演劇最強論-ingにて取り扱い。
・アルテ友の会は武蔵野文化生涯学習事業団にて取り扱い。

チケット取り扱い

(公財)武蔵野文化生涯学習事業団チケット予約

Tel:0422-54-2011 (9:00~22:00)

Web:https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-s/sameShowList?en=410

 

※その他のプレイガイドはヌトミックHPをご確認ください。

スタッフ

[音響] 稲荷森健 [照明] 松本永(eimatsumoto Co.Ltd.) [照明操作]佐々木夕貴(eimatsumoto Co.Ltd.)
[舞台美術] 中村友美 [衣裳] 臼井梨恵 [舞台監督] 中西隆雄 [演出助手] 中野真由子
[宣伝美術] 関川航平 [広報] 冠那菜奈 [制作] 河野遥、武田侑子

 

[協力] 東京デスロック、散策者、モモンガ・コンプレックス、みんなのひろば、急な坂スタジオ、公益財団法人セゾン文化財団
[提携] 公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
[助成] 芸術文化振興基金、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成]
[企画制作・主催] ヌトミック

お問合せ

・ヌトミック 050-5435-3392 (10:00〜19:00)/nuthmique@gmail.com

・吉祥寺シアター 0422-22-0911(9:00~22:00)

出演者プロフィール

ermhoi — トラックメイカー/シンガー

ermhoi写真

日本とアイルランド双方にルーツを持ち、ジャンルを縦横無尽に行き交うトラックメイカー/シンガー。
1st Album『Junior Refugee』を2015年にSalvaged Tapesからリリース。その活動は映画やTVCMへの楽曲提供と美術展への楽曲提供とリミックス、さらにはボーカルやシンセ、コーラスとしてのサポートなど多岐に渡る。
2018年には小林うてな、julia shortreedと共にblack boboiを結成し、「FUJI ROCK FESTIVAL ‘19」のレッドマーキーに出演。2019年からは常田大希が率いるMillennium Paradeにも参加した。
ermhoiのバンド編成プロジェクト ermhoi with the Attention Pleaseでは主なメンバーに小林うてな、石若駿、Marty Holoubek、Taikimenを迎え、エレクトロで作られた音楽を生楽器で再構築している。


薬師寺典子 — 声楽家

薬師寺典子写真
©︎Ayane Shindo

東京芸術大学声楽科卒業後、ベルギーで学ぶ。ブリュッセル王立音楽院、ゲント王立音楽院上級修士課程現代音楽科(Ictus アカデミー)修了。クラシック声楽をベースとした透明感のある歌声で国内外で多くの作品を初演。 ヨーロッパでモンテヴェルディ、パーセル、ラヴェル等の古典オペラの経験を積む。 現代オペラでは松平頼暁「挑発者たち」アルト役、ライルズ・ウォルシュ「イーストコンプレックス」リト役、小倉美春モノオペラ「Call」等のオペラを初演。委嘱作品である高橋宏治のモノオペラ「プラット・ホーム」は藝大アートフェス2023 において最高位を受賞。近年では東京オペラシティのリサイタルシリーズ、B→C に謡とメリスマをテーマに出演。「音楽の友」、「音楽現代」各誌で評が掲載、好評を博した。これまでにTWS(現 TOKAS)にてリサイタルを行う他、NHK-FM で演奏が放送される。 現在謡を観世流能楽師の関根知孝氏に師事。


佐山和泉 — 俳優

佐山和泉写真
©︎さくら写真店_headdressed by vivienne sato

俳優。生活者。部活をきっかけに演劇を始め、その後国内外の公演・パフォーマンス・WS等に参加し現在に至る。近年参加作に『外地の三人姉妹』『再生』(東京デスロック)、『その森の奥』(青年団)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』(木ノ下歌舞伎)、『町の形見』(青春五月党)、『10年目をきくラジオ モノノーク』手記朗読等。


矢野昌幸 — 俳優

矢野昌幸写真

カナリアーズ主宰。1989年生まれ。神奈川県川崎市出身。法政大学社会学部メディア社会学科卒業。山縣太一氏に師事。まさゆきズのメンバー。主な出演作は、劇壇ガルバ『砂の国の遠い声』作:宮沢章夫 演出:笠木泉、オフィスマウンテン『ホールドミーおよしお』作演出:山縣太一、『no plan in duty』原作『非劇』構成演出:篠田千明 作:齋藤恵汰 補綴:岸井大輔、『いざ最悪の方へ』作:サミュエル・ベケット 翻訳:長島確 演出:額田大志。


原田つむぎ — 俳優(ヌトミック)

原田つむぎ写真

俳優。1993年生まれ、福島県出身・在住。日本大学芸術学部演劇学科演技コース卒業。2015年より「東京デスロック」に、2019年からは「ヌトミック」に所属し、2つの劇団を中心に活動。2023年には福島県国見町の地域おこし協力隊に着任し、演劇を通じたまちづくり・場所づくりに取り組み中。住まいは福島県に移したものの、東京やその他地域にも頻繁に出現している。近年の出演作に、ヌトミック×2.5 architects『しらふの地先へ』、ヌトミック『わたしは薬売り』、東京デスロック「Anti-Human EducationⅥ『トイレを巡る修学旅行』」、KAAT×東京デスロック×第12言語演劇スタジオ『外地の三人姉妹』など。国見町公式Instagram『ふたつの空と、いくつもの私と、』(@kunimi.short.film)では登場人物として出演しながら町の魅力や生活の様子を投稿中。


長沼航 — 俳優(ヌトミック)

長沼航写真

俳優。1998年生まれ。 横浜国立大学大学院都市イノベーション学府建築都市文化専攻Y-GSCポートフォリオコース修了。
散策者とヌトミックの2つの団体に所属しつつ、俳優の立場から演劇やダンス、現代美術などの幅広い領域で、パフォーマンスの創作・上演に関わっている。また、創作やパフォーマンスを行う人間が自らの技術の運用方法を思考することに関心があり、実演とトークを通じて即興について考えるイベント「即興と反復」を(とてもスローペースで)企画・開催している。
近年の活動目標は他者がある仕方で生きて(しまって)いる事実を肯定すること、クソな世界を笑いつづけること。
最近の企画に『即興と反復』(2022-)、『歳末』(2023)、『「振る舞う会」のキッチンラリー』(2024-)、出演作に散策者『グッとベター』、ヌトミック『ウルトラトリップストーリー』、画餅『ウィークエンド』(いずれも2024)など。


細井徳太郎 — ギタリスト・シンガーソングライター

細井徳太郎写真

群馬県伊勢崎市出身。高校3年の夏バスケ部引退と同時にギターを始める。大学卒業後上京し橋本信二氏に師事。新宿ピットインでアルバイトをしながらジャズや即興演奏の演奏活動を始める。石若駿Marty Holoubek松丸契とのSMTKの参加やスガダイロー.大友良英.七尾旅人.君島大空.長谷川白紙.板橋文夫.酒井俊.吉澤嘉代子.内橋和久.秋山徹次.中村としまる.本日休演.odol(敬称略)始め様々なミュージシャンやバンドと共演を重ねている。バンドサポートや録音、ワークショップやアート作品への演奏による参加、作詞作曲の提供とその活動はジャンルを超え多岐に渡る。2023年シンガーソングライターとして1stAL『魚 _ 魚』をリリース。自身のバンド"細井徳太郎とタコ足イヤホンズ"のライブ活動も精力的に行なっている。


渡健人 — 音楽家・ドラマー

渡健人写真
©︎comuramai

音楽家。ドラマー。1993年東京都出身。
作編曲、楽曲プロデュース、ドラム演奏を軸に活動。
公開後4ヶ月で総再生回数1.6億回を突破したアニメ『時光代理人 』の劇伴音楽制作や、世界中で大きな評価を受けるギタリスト「Ichika Nito」との共作、CM音楽の制作のほか、ドラマーとしてコンテンポラリーポップバンド「東京塩麹」、ceroのメンバーである「arauchi yu」のソロプロジェクトに参加。
自身の名義では、近年のテーマとしている「認識の流動性」を軸に、音のテクスチャーに根差した楽曲制作を行っている。


アクセス

JR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅北口より徒歩5分