前進座 爽秋公演『雨あがる』

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1003811  更新日 2022年10月1日

印刷大きな文字で印刷

イベントカテゴリ: 伝統芸能 演劇

このイベントは終了しました。

公演チラシ画像

前進座 爽秋公演『雨あがる』

山本周五郎が1951年に発表した短編小説を、前進座では1970年に津上忠=脚色・演出で舞台化。
1999年には、黒澤明監督の遺稿となったシナリオを黒澤組のスタッフが映画化してヒット(小泉堯史=監督)、ふたたび作品が脚光を浴びました。

貧しいながらも優しさと気品を失わない夫婦の、人生への向き合い方、揺れる心の機微が爽やかな感動を呼ぶ異色の剣豪もの。この度は、当代俳優陣のフレッシュな顔ぶれに加え、歌手の松原健之まつばらたけし(ジェイピィールーム所属)さんをゲストに、彩り豊かな舞台をお届けします。

あらすじ

とある街道筋の宿屋、近くの川が長雨のために川止めとなり、客たちはもう何日も旅立てずにいる。その中に三沢伊兵衛(早瀬栄之丞)とその妻たよ(浜名実貴)がいた。伊兵衛は浪人の身で、剣の腕は立つがお人よしの性格もあって仕官の先が見つからないでいる。

宿の客たちは長引く川止めのために稼ぎもできないイライラと貧しさからもめ事を起こす。人に優しい伊兵衛は、この時ばかりは、妻に固く止められている道場破り(賭け試合)の禁を破り、得た金で宿の皆に酒と料理をふるまう。いっときの贅沢に皆の憂さも晴れ、それぞれの事情を呑み込んだ客たちはわだかまりを解いてゆく。

伊兵衛の剣法は「謝り剣法」とも言えるもので、争いを避けて相手に謝りながら対しているうちにいつの間にか勝っている…。その見事さに感服した若侍の紹介で仕官の道が開けるのだが…。

周五郎の短編「おしゃべり物語」のエピソードを織り込みながら、新たに広がる爽やかな物語に乞う、ご期待!


開催日

2022年9月30日(金曜日)

開催時間

午後2時30分開演(午後2時開場)

開催場所

武蔵野市民文化会館 大ホール
交通・アクセス

対象

小学生、中学生・高校生・大学生、大人

チケット 発売情報

8月7日(日曜日) 10時00分発売

原作
山本 周五郎
脚色

津上 忠

補綴・演出

市川 正

出演

早瀬 栄之丞 浜名 実貴 新村 宗二郎

清水 麻美 上滝 啓太郎 北澤 知奈美

横澤 寛美 中野 里咲 上沢 美咲

藤井 偉策 黒河内雅子 松涛 喜八郎

山本 春美 柳生 啓介 松川 悠子 中嶋 宏太郎

<ゲスト出演>

松原 健之(ジェイピィールーム所属)

チケット

全席指定
<一般>
A席 8,500円 B席 5,000円 C席 3,500円

<アルテ友の会>

A席 7,500円 B席 4,500円 C席 3,150円

スタッフ

美術:石井 強司

照明:森田 博

音楽:小堀 ひとみ

音響効果:川名 あき

殺陣:中川 邦史朗

振付:芳瞠 香榎

舞台監督:小野 文隆

 

チラシデザイン:市川きよあき事務所

宣伝写真:三井 実

ヘアメイク:武井 優子

制作:楠脇 厚子、小林 美千枝、椛山 麻季子

主催
前進座
協力

(公財)武蔵野文化生涯学習事業団

問い合わせ

前進座東京事務所
TEL:0422-49-2811 (平日 10:00~17:00・土日祝休)

FAX:0422-45-0312

E-mail:tokyo@zenshinza.com

〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-4-3 前進座ビル


※「新型コロナウイルス感染症予防措置および、ご来場のお客様へのお願い」については次のページをご覧ください。

※公演実施の場合、チケット購入後の体調不良、コロナへの不安以外でのキャンセル・変更はいたしかねます。ご了承の上、ご予約をお願いいたします。
※上記は7月20日現在の対応であり、今後の状況によっては変更させていただく場合がございます。