松露庵について
松露庵は、市立古瀬公園内の一角を占める旧古瀬邸を改修し、本格的な茶室として生まれ変わりました。
にじり口を持つ三畳台目の小間のほか、水屋を兼ねた六畳間及び八畳間からなる和室で構成されています。この二つの和室は一つの部屋としても利用できます。茶道のほか句会、川柳、短歌、華道など、日本の伝統文化の様々な活動の場としてもご利用できます。
庭は待合を配した日本庭園です。
松露とは、「松の葉におく露」の意。松葉のような細い葉でも命が宿って露が生じ、その露はうたかたに消えてしまう。これは茶の道の「一期一会」にも通じます。この茶室の玄関口には松が植えてあります。