審査委員 クシシュトフ・ウルバニアク

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ページ番号1004209  更新日 2023年6月9日

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写真:クリストフ・ウルバニアク


クリストフ・ウルバニアク(Krzysztof URBANIAK)

ワルシャワとシュトゥットガルトで、ユゼフ・セラフィン、ルドガー・ローマン、レシェク・ケンドラツキ、イェルク・ハルベックに師事。2012年、クラクフで博士号を取得。アルプ・シュニトガー・オルガン・コンクール(ブレーメン、2010年)、ヴィレム・ヘルマンス・オルガン・コンクール(ピストイア、2009年)で第1位に輝いた。また、フランツ・シュミット・オルガン・コンクール(キッツビュール、2006年)、ペトル・エベン・オルガン・コンクール(オパヴァ、2004年)で第2位入賞を果たす。

2009年よりウッチ国立音楽大学(ポーランド)でオルガンの教授を務め、2013年からはクラクフ国立音楽大学でも後進の指導に当たる。また、ヨーロッパの各音楽院から講師として招かれることも多く、歴史的なオルガンを中心に数多くのオルガンのマスタークラスを行なっている。さらに、シュニトガー・コンクール(アルクマール、2015・2019年)、ジルバーマン・コンクール(フライベルク、2019年)、ブクステフーデ・コンクール(リューベック、2022年)など、国際的なオルガンコンクールの審査員も務めている。

その他、世界中で演奏活動を行い、毎年多くのオルガン・リサイタルに出演し、演奏習慣や歴史的オルガンの製作に関する出版物も定期的に発行している。

2017年からは、ウッチにあるアルトゥール・ルービンシュタイン・フィルハーモニック・ホールのオルガン・キュレーターを務め、オルガン・イベントの企画も行なっている。2013年から2016年まで、ポーランド文化・国家遺産省のオルガン専門委員を務め、2021年からはポーランド文化・国家遺産・スポーツ省にて同役職に就いている。パシュレックにある1719年製のヒルデブラント・オルガンと、オルクシュにある1611-1633年製のフンメル/ニトロフスキ・オルガンのフェスティバルの芸術監督を務めている。