武蔵野市国際オルガンコンクールとは
武蔵野市国際オルガンコンクールは、日本ならびに海外の優秀なパイプオルガン奏者を見いだし、その育成と国際交流の進展に寄与することを目的として、1988年に創設されました。以来、原則として4年に一度開催。アジア唯一の国際オルガンコンクールとして世界から注目を集めています。
毎回、世界各国から多くの参加があり、審査には世界的オルガニストがあたっています。2003年に国際音楽コンクール世界連盟(本部:ジュネーヴ)に加盟。オルガン部門を持つ8つの加盟コンクールのひとつで、オルガニストへの登龍門として国際的に注目されています。
コンクールにあわせ、武蔵野市内各所でミニ・コンサートが開かれるなど、地域に根差したコンクールとして市民にも親しまれています。審査委員によるリサイタルやマスタークラスも好評を博しています。
第8回コンクール(2017年)には16か国より57名の出場応募があり、厳しいオーディションを経て武蔵野に集った出場者が約2週間にわたり熱戦を繰り広げました。
ここ武蔵野から巣立った多くのオルガニスト達が、現在世界中で活躍しており、その素晴らしい音色を人々の心に響かせています。
第9回の開催については、新型コロナウイルス感染症等の影響のため、2022年度以降の開催を目指し、現在調整・検討中です。
各回概要
第1回(1988年) | 応募総数:7カ国51名。 |
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第2回(1992年) | 応募総数:18カ国68名。 |
第3回(1996年) | 応募総数:13カ国40名。 |
第4回(2000年) | 応募総数:11カ国67名。 |
第5回(2004年) | 応募総数:23カ国106名。 日本大学カザルスホール、新宿文化センターにて第2次予選を実施。 |
第6回(2008年) | 応募総数:27カ国152名。 ボストン・パリ・豊田市にて事前オーディションを実施。所沢市民文化センターMUSEで第2次予選を実施。 |
第7回(2012年) | 応募総数:21カ国120名。 |
第8回(2017年) | 応募総数:16カ国57名。 |
※第1~3回は、日本オルガニスト協会と武蔵野文化事業団の共同主催。
第4回より武蔵野市と武蔵野文化事業団の共同主催となる。