審査委員 マティアス・マイヤーホーファー

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ページ番号1004207  更新日 2023年6月9日

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写真:マイヤー・ホーファー


マイヤー・ホーファー(Matthias MAIERHOFER

オルガン、古楽と教会音楽をグラーツ、フライブルク、ライプツィヒの音楽大学と、バーゼル・スコラ・カントルムで学んだ。アルフィート・ガスト、アンドレア・マルコン、クルト・ノイハウザーとマルティン・シュメーディンクなどに師事した。

2007年ニュルンベルク国際オルガンコンクール(パッヘルベル・コンクール)で優勝したほか、2003年ヴィルニュスのM.K.チュルリョーニス国際オルガンコンクール、2006年ナイメーヘン国際オルガンコンクール、2007年アルンシュタットのバッハ国際コンクール、2008年キッツビュールのフランツ・シュミット国際オルガンコンクールなどでも入賞している。ヨーロッパ、アメリカ、ロシア、日本、韓国でコンサートや音楽祭に招かれている。ソリストと同時に通奏低音奏者として、ドレスデン木の十字架合唱団、ライプツィヒのトーマス教会少年合唱団、シュターツカペレ・ドレスデン、シュターツカペレ・ハレなどと共演している。フライブルクのミュンスター(大聖堂)では、毎週、少年合唱、少女合唱、大聖堂付きオーケストラ、合唱団との演奏を行っている。また、Edition HelblingでCD制作や出版に携わるとともに、ラジオやAmbitus、Ambiente、Spektral などのレーベルにレコーディングを行っている。

2009年から2013年まで、ライプツィヒのフェリックス・メンデルスゾーン音楽大学でオルガン科の講師を務めた。

2013年、マイヤーホーファーは、G.ハンコック博士の後継者として、オースティン(アメリカ)のテキサス大学でオルガンと教会音楽の教授に招聘され、その優れた教育実績によって、2015年にDean’s Fellow のタイトルと、芸術学部のDucloux 奨励賞を得た。2014年から2016年、ハーバード大学が認定した、アメリカで最も重要な2台のオルガンを持つ、オースティンのアメリカ長老派教会のオルガニストを務めた。

2016年から、フライブルク音楽大学オルガン科教授と同時に、フライブルクのミュンスター(大聖堂)オルガニストとして、有数の国際的なオルガンコンサート・シリーズの芸術監督としても活躍している。

彼のオルガン・クラスの学生たちは、現在までに、50以上の国内外の重要なコンクール、奨学金などを獲得している。

2023年9月、第9回武蔵野市国際オルガンコンクールの審査委員として来日。