審査委員長 イヴ・レヒシュタイナー

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ページ番号1004198  更新日 2023年6月9日

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写真:イヴ・レヒシュタイナー


イヴ・レヒシュタイナー(Yves RECHSTEINE)

ジュネーブ音楽院でオルガンとチェンバロを、バーゼルのスコラ・カントルムでフォルテ・ピアノと通奏低音を学ぶ。

ジュネーブ国際コンクール、プラハ国際コンクール、ブルージュ国際コンクールなど数々のコンクールで入賞。1995 年よりリヨン高等音楽院の通奏低音教師を務め、2014年同音楽院の古楽部門のトップとなる。

オルガン用の編曲にも精力的に取り組み、バロック音楽や交響曲に至るクラシックをはじめ、伝統音楽、ジャズなど様々な分野のアーティストとの録音や演奏活動など様々なコラボレーションも行っている。2002 年にペダル付きハープシコードでバッハ作品を録音。2005 年にはスイスの民謡など伝統音楽を演奏するアンサンブルAlpbarock(アルプバロック) を結成し、2010 年にはラモーの作品の編曲・録音で “Diapason d’or(ディアパソン ドール)” を受賞した。 また、2013年にベルリオーズの幻想交響曲をオルガン独奏版に編曲・録音し高い評価を受けている。

パーカッションのアンリ=シャルル・カジェとギターのフレッド・モーリンと共に、Rock the Organ (ロック・ザ・オルガン)を結成。フランク・ザッパなどプログレッシブ・ロックジャンルの演奏でワールドツアーを行う。

2014年からはミシェル・ブヴァールの後任としてトゥ―ルーズ・オルガン音楽祭の芸術監督に就任し、電子音楽を含むあらゆるスタイルの音楽に門戸を開いている。

2021年から、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータのオルガン独奏版の演奏と、コンテンポラリーダンサーのリセ・ポートンとのコラボレーションという革新的なコンサートシリーズを展開している。

また、昨年デキャップ氏によって完成された移動可能な大オルガン « Explorateur » の考案者として2019年から開発に携わった。