審査委員 ベルンハルト・ハース
ベルンハルト・ハース(Bernhard HAAS)
1964年生まれ。ケルン、フライブルグ、ウィーンで研鑽を積む。83年のバッハ・コンクール(ヴィースバーデン)と88年のリスト・コンクール(ブダペスト)で、それぞれ第1位を獲得するなど、数々のコンクールで活躍。
94年よりシュトゥットガルト音楽大学の教授を務め、2013年にはミュンヘン音楽大学の教授に任命される。
オルガンをグザヴィエ・ダラス、ジャン・ギュー、ルドガー・ローマン、ミヒャエル・シュナイダー、アルベルト・シモン、ジグモンド・サットマリーの各氏に師事。積極的に演奏活動を行い、ヨーロッパ各地や日本、韓国などを訪れている。またマスタークラスにおいて後進の指導にあたるとともに、国際オルガンコンクールの審査員としても招聘されている。
音楽理論の研究にも力を注いでおり、楽曲分析に関する著作を刊行。また2008年には知名度の低かったセザール・フランクのオルガン作品(推定1854年)の出版に尽力した。