審査委員 フランソワ・エスピナス

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1002205  更新日 2022年8月2日

印刷大きな文字で印刷

写真:フランソワ・エスピナス


フランソワ・エスピナス(François ESPINASSE)

1961年生まれ。トゥールーズ音楽院にて学ぶ。同音楽院グザヴィエ・ダラスのクラスでオルガンを習得し、1980年にプルミエ・プリ(1等賞)を得て卒業。その翌年アンドレ・イゾワールのクラスで研鑽を積んだ。1986年トゥールーズ国際オルガンコンクールの現代音楽部門で、1988年には第1回武蔵野市国際オルガンコンクールで入賞。

現在、パリのサン・セヴラン教会オルガニストのひとりであり、リヨン国立高等音楽院でオルガン科教授として後進の指導にあたっている。また、歴史的建造物保存委員会(オルガン部門)のメンバーを務め、2010年にはヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂の4人のオルガニストのひとりに任命された。

コンサート・オルガニスト、マスタークラスの教授として20か国あまりで活躍している。現在、シャルトル国際オルガンコンクール委員会のメンバーを務めている。また、国際コンクールの審査委員として各国に招聘されている。
数々のCD録音は批評家から高く評価されている。

現代音楽に深い関心を寄せており、とりわけ、ジルベール・アミ、ピエール・ファラゴ、ベッツィ・ジョラス、フィリップ・ユレル等の作曲家と定期的に協力し、初演している。また、フランス国立放送局新ホールに設置されたグレンツィング製オルガンの披露演奏会では、ベルナール・フォクルールの委嘱作品を初演し好評を得た。

フランスの「オルグ・ヌーヴェル」誌創刊委員、および「フランス・オルガン協会」実行委員である。