フィリッポ・ゴリーニ ピアノ・リサイタル
イベントカテゴリ: 音楽(クラシック)
- 開催日
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2025年6月10日(火曜日)
- 開催時間
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午後2時開演(午後1時30分開場)
- 開催場所
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武蔵野公会堂
交通・アクセス - 対象
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小学生、中学生・高校生・大学生、大人
- チケット 発売情報
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4月5日(土曜日) 10時00分発売
予定枚数終了 - 出演
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フィリッポ・ゴリーニ(ピアノ)
- チケット
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全席指定
一般 2,500円 友の会 2,250円 - 主催
- (公財)武蔵野文化生涯学習事業団
プログラム
F.シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D.958
F.シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959
F.シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
内田光子の秘蔵っ子登場!
カーネギーホール、ベルリン・コンツェルトハウス、コンセルトヘボウ、ウィグモアホール等に出演!
D.ガッティ指揮のフィレンツェ五月祭管、ローマのサンタ・チェチーリア管、ザルツブルク・モーツァルテウム管等と共演
アルファ・レーベルから3枚のCDをリリースし、ディアパソン賞を受賞!
内田光子の秘蔵っ子が弾く、シューベルト後期三大ソナタ!
※未就学児はご入場いただけません。
※やむを得ない事情により、出演者等の内容が変更となる場合があります。ご了承の上、ご予約ください。
※発売日は電話&インターネット受付のみ。残券がある場合のみ、翌日より窓口販売します。
※公演実施の場合、チケット購入後のキャンセル・変更は一切いたしかねます。ご了承の上、ご予約をお願いいたします。
フィリッポ・ゴリーニ プロフィール
現在29歳のフィリッポ・ゴリーニは、2015年にボンのテレコム・ベートーヴェン国際コンクールで優勝、および聴衆賞を受賞し、2020年にボレッティ・ブイトーニ賞、2022年にはイタリアで最も権威のあるアッビアーティ賞の最優秀ソリストを受賞している。
ミラノ・スカラ座、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ベルリン・コンツェルトハウス、ウィーン・コンツェルトハウス、ハンブルクのエルプフィルハーモニー、ロンドンのウィグモアホール、チューリヒ・トーンハレ、そしてパリのルイ・ヴィトン財団、ヴァン・クライバーン財団など一流の舞台で幅広く演奏を行っている。またオーケストラとは、ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、ミラノのヴェルディ交響楽団、フランダース交響楽団などと共演。
室内楽にも力を入れ、マルク・ブシュコフ、イタマール・ゾーマン、パブロ・フェランデス、ブランノン・チョー、エリカ・ピコッティらと共演し、マールボロ音楽祭、プルシア・コーヴ室内楽セミナーへ出演。そしてスティーヴン・イッサーリスとともにクロンベルクで開催された 「Chamber Music Connects the World 」などの著名な音楽祭に参加している。
現代音楽作品にも積極的に取り組み、シュトックハウゼン、クルターク、ブーレーズ、ラッヘンマンらの作品の演奏や新作初演も多い。
2023/2024年シーズンにはミラノ・スカラ座、カーネギーホールにデビュー、ダニエレ・ガッティ指揮/フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団と共演、またニューヨーク、ボストン、フィラデルフィアなどでマールボロ音楽祭の室内楽ツアーを行った。
アルファ・クラシックスから3枚のCDをリリースし、ベートーヴェンのディアベッリ変奏曲、ハンマークラヴィーア・ソナタ、ソナタ第32番op.111を収録したアルバムはディアパソン金賞のほか、ガーディアン紙、BBCミュージックマガジン、ル・モンド紙などで5つ星を獲得するなど、高く評価されている。2021年に録音したJ.S.バッハ「フーガの技法」は、ル・モンド紙の2021年のベスト・アルバムの一つにノミネートされた。
現在進行中の学術的プロジェクト「フーガの技法 探求」では、演奏能力だけではない彼のビジョンと創造性を発揮しており、ピーター・セラーズ(演出家)、フランク・ゲーリー(建築家)、サシャ・ヴァルツ(振付家)、アレクサンドル・ソクーロフ(映画監督)、アレクサンダー・ポルツィン(彫刻家)、アルフレート・ブレンデルらとバッハの音楽について行ったダイアローグの映像を収録、RAI5とRaiPlayでリリースされた。今後国際的にも放送される予定である。
また2025~2026年におこなう「Sonata for 7 cities」のプロジェクトではウィーン、ケープタウン、香港、ポートランド、ミラノなどの世界の7つの都市において、長期間滞在し、演奏だけでなく地域に根ざしたアウトリーチ、マスタークラス、慈善事業をおこなうほか、7人の現代作曲家に新曲委嘱をして初演する予定。このプロジェクトに対して権威あるフランコ・ブイトーニ賞を受賞している。
ベルガモのドニゼッティ音楽院とザルツブルクのモーツァルテウム大学を優秀な成績で卒業。その芸術的成長は、マリア・グラツィア・ベロッキオ、パヴェル・ギリロフ、アルフレッド・ブレンデル、内田光子らの指導によって支えられている。
リヒテンシュタイン音楽アカデミー、ブリティッシュ・コロンビア大学、王立ウェールズ音楽大学、ベルガモとシエナの音楽院ではマスタークラスを担当。
初来日は2023年3月で、大井剛史指揮/名古屋フィルハーモニー交響楽団と酒井健治の協奏曲を初演、2025年6月には同団定期演奏会にてブラームスのピアノ協奏曲第2番を演奏およびリサイタルをおこなう。