戯れる線の創出

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1002483  更新日 2022年3月28日

印刷大きな文字で印刷

会期
2014年7月3日(木曜)~11月3日(月曜・祝日)
会期中の休館日

毎月最終水曜日、7月30日(水曜)~8月1日(金曜)、9月16日(火曜)~19日(金曜)

木版画の世界では未開拓であった凹版摺りの線を創出した萩原英雄。その戯れる線が印象深い作品に焦点を当て、〈お伽の国〉シリーズや〈イソップ絵伽〉シリーズなどをご紹介します。凹版の代表的な技法であるエッチング作品とも比較しながらご覧ください。

作品:お伽の国 No.4
お伽の国 No.4 1966年

萩原英雄略歴

1913(大正2)年
山梨県甲府市に生まれる
1932(昭和7)年 19歳
白日会第9回展に油彩「雑木林」出品、光風会展第19回展に油彩「上り道」出品
1938(昭和13)年 25歳
東京美術学校(現東京藝術大学)油画科卒業
1951(昭和26)年 38歳
銀座資生堂で「萩原英雄(油彩)」個展開催
1956(昭和31)年 43歳
銀座養清堂画廊で「萩原英雄版画」個展開催、日本版画協会、第24回展出品、以後、第43回展を除き出品を重ねる
1960(昭和35)年 47歳
第2回東京国際版画ビエンナーレで神奈川県立近代美術館賞受賞
1962(昭和37)年 49歳
第7回ルガノ国際版画ビエンナーレでグランプリ受賞
1963(昭和38)年 50歳
第5回リュブリアナ国際版画ビエンナーレでユーゴスラビア科学芸術アカデミー賞受賞
1966(昭和41)年 53歳
第5回東京国際版画ビエンナーレで文部大臣賞受賞
1967(昭和42)年 54歳
第1回チェコスロバキア国際木版画ビエンナーレでグランプリ受賞
2007(平成19)年
11月東京で歿、享年94歳