抽象、無垢なるもの

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ページ番号1002468  更新日 2022年3月28日

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会期
2018年11月15日(木曜)~2019年2月24日(日曜)
会期中休館日
2018年11月28日(水曜)、12月19日(水曜)~2019年1月11日(金曜)、1月30日(水曜)、2月20日(水曜)

自らがつねに「無垢」であることを求めた萩原。可能な限り無垢に生きるために画家の道を選んだという萩原は、生涯にわたって、「心でしか感じ得ない」深い感動を生む作品を目指しました。今回は、《石の花》《幻想》などのシリーズを中心とした18点を展観。萩原が求めた「無垢」なる芸術の一節をご覧ください。

作品:石の花(青)
萩原英雄 《石の花(青)》 1960年

萩原英雄略歴

1913(大正2)年
山梨県甲府市に生まれる
1932(昭和7)年 19歳
白日会第9回展に油彩「雑木林」出品、光風会展第19回展に油彩「上り道」出品
1938(昭和13)年 25歳
東京美術学校(現東京藝術大学)油画科卒業
1951(昭和26)年 38歳
銀座資生堂で「萩原英雄(油彩)」個展開催
1956(昭和31)年 43歳
銀座養清堂画廊で「萩原英雄版画」個展開催、日本版画協会、第24回展出品、以後、第43回展を除き出品を重ねる
1960(昭和35)年 47歳
第2回東京国際版画ビエンナーレで神奈川県立近代美術館賞受賞
1962(昭和37)年 49歳
第7回ルガノ国際版画ビエンナーレでグランプリ受賞
1963(昭和38)年 50歳
第5回リュブリアナ国際版画ビエンナーレでユーゴスラビア科学芸術アカデミー賞受賞
1966(昭和41)年 53歳
第5回東京国際版画ビエンナーレで文部大臣賞受賞
1967(昭和42)年 54歳
第1回チェコスロバキア国際木版画ビエンナーレでグランプリ受賞
2007(平成19)年
11月東京で歿、享年94歳