萩原英雄と富士-私の生きた証
- 会期
- 2018年7月12日(木曜)~11月11日(日曜)
- 会期中休館日
- 2018年7月19日(木曜)、7月24日(火曜)、7月25日(水曜)、8月8日(水曜)~8月10日(金曜)、8月29日(水曜)、9月24日(月曜)~9月28日(金曜)、10月31日(水曜)
山梨に生まれた萩原英雄にとって、富士は心の故郷でした。病気療養を経て、自分を生んだ故郷の富士を彫ることを決意。それから約30年をかけて完成に至った《三十六富士シリーズ》より10点、その後制作した《拾遺富士シリーズ》より5点、《大富士シリーズ》より7点の萩原の富士をご覧いただきます。
萩原英雄略歴
- 1913(大正2)年
- 山梨県甲府市に生まれる
- 1932(昭和7)年 19歳
- 白日会第9回展に油彩「雑木林」出品、光風会展第19回展に油彩「上り道」出品
- 1938(昭和13)年 25歳
- 東京美術学校(現東京藝術大学)油画科卒業
- 1951(昭和26)年 38歳
- 銀座資生堂で「萩原英雄(油彩)」個展開催
- 1956(昭和31)年 43歳
- 銀座養清堂画廊で「萩原英雄版画」個展開催、日本版画協会、第24回展出品、以後、第43回展を除き出品を重ねる
- 1960(昭和35)年 47歳
- 第2回東京国際版画ビエンナーレで神奈川県立近代美術館賞受賞
- 1962(昭和37)年 49歳
- 第7回ルガノ国際版画ビエンナーレでグランプリ受賞
- 1963(昭和38)年 50歳
- 第5回リュブリアナ国際版画ビエンナーレでユーゴスラビア科学芸術アカデミー賞受賞
- 1966(昭和41)年 53歳
- 第5回東京国際版画ビエンナーレで文部大臣賞受賞
- 1967(昭和42)年 54歳
- 第1回チェコスロバキア国際木版画ビエンナーレでグランプリ受賞
- 2007(平成19)年
- 11月東京で歿、享年94歳