水の情景―浜口陽三・南桂子・織田一磨・岡田紅陽―

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ページ番号1002433  更新日 2022年3月28日

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会期
2014年11月6日(木曜)~2015年2月22日(日曜)
会期中の休館日
11月26日(水曜)、12月17日(水曜)~1月9日(金曜)、1月28日(水曜)、2月18日(水曜)

「水」を取り巻く風景をテーマに、浜口陽三の銅版画とともに、吉祥寺美術館所蔵品から選んだ作品をご紹介します。浜口の影響で銅版画制作の道に進んだ南桂子。自画石版の高度な技術を会得した織田一磨と富士山の写真家として著名な岡田紅陽。織田と岡田は吉祥寺の住人であり、ともに井の頭池をモチーフとした作品も残しています。各作家がそれぞれに向けた、水をめぐる情景へのまなざしをお楽しみください。

作品:館
館 1951年

浜口陽三略歴

1909(明治42)年
和歌山県広川村に生まれる

1930(昭和5)年

21歳

東京美術学校(現東京藝術大学)彫刻科中退、パリに移住

1933(昭和8)年

24歳

サロン・ドートンヌに出品

1938(昭和13)年

29歳

パリで水彩画と版画の最初の個展開催

1953(昭和28)年

44歳

関野準一郎、駒井哲郎と共に日本銅版画家協会を創設

1954(昭和29)年

45歳

第1回現代日本美術展で「スペイン風油入れ」と「ジプシ-」が佳作賞受賞

1957(昭和32)年

48歳

第1回東京国際版画ビエンナーレで国立近代美術館賞受賞
第4回サンパウロビエンナーレ国際美術館グランプリ受賞

1961(昭和36)年

52歳

第4回リュブリアナ国際版画ビエンナーレグランプリ受賞

1977(昭和52)年

68歳

第12回リュブリアナ国際版画ビエンナーレサラエボ美術アカデミー賞受賞

1982(昭和57)年

73歳

北カリフォルニア版画大賞展グランプリ受賞

2000(平成12)年

12月東京で歿、享年91歳