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ページ番号1002417  更新日 2022年3月28日

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会期
2018年11月15日(木曜)~2019年2月24日(日曜)
会期中休館日
2018年11月28日(水曜)、12月19日(水曜)~2019年1月11日(金曜)、1月30日(水曜)、2月20日(水曜)

果物、食卓上の道具といった目近い静物は、浜口陽三の主要なモチーフであり、彼の長きにわたる海外生活の一部を形づくるものでもありました。浜口の画面からは、その時どきにしるされた彼の心が伝わってきます。今回は、浜口陽三の銅版画14点とともに、清水昭八の凹版作品集《ニューヨーク日記》全10点より5点をご覧いただきます。

作品:クローバーの実
浜口陽三 《クローバーの実》 1957年

浜口陽三略歴

1909(明治42)年
和歌山県広川村に生まれる

1930(昭和5)年

21歳

東京美術学校(現東京藝術大学)彫刻科中退、パリに移住

1933(昭和8)年

24歳

サロン・ドートンヌに出品

1938(昭和13)年

29歳

パリで水彩画と版画の最初の個展開催

1953(昭和28)年

44歳

関野準一郎、駒井哲郎と共に日本銅版画家協会を創設

1954(昭和29)年

45歳

第1回現代日本美術展で「スペイン風油入れ」と「ジプシ-」が佳作賞受賞

1957(昭和32)年

48歳

第1回東京国際版画ビエンナーレで国立近代美術館賞受賞
第4回サンパウロビエンナーレ国際美術館グランプリ受賞

1961(昭和36)年

52歳

第4回リュブリアナ国際版画ビエンナーレグランプリ受賞

1977(昭和52)年

68歳

第12回リュブリアナ国際版画ビエンナーレサラエボ美術アカデミー賞受賞

1982(昭和57)年

73歳

北カリフォルニア版画大賞展グランプリ受賞

2000(平成12)年

12月東京で歿、享年91歳