こころにしるす こころをしるす
- 会期
- 2018年11月15日(木曜)~2019年2月24日(日曜)
- 会期中休館日
- 2018年11月28日(水曜)、12月19日(水曜)~2019年1月11日(金曜)、1月30日(水曜)、2月20日(水曜)
果物、食卓上の道具といった目近い静物は、浜口陽三の主要なモチーフであり、彼の長きにわたる海外生活の一部を形づくるものでもありました。浜口の画面からは、その時どきにしるされた彼の心が伝わってきます。今回は、浜口陽三の銅版画14点とともに、清水昭八の凹版作品集《ニューヨーク日記》全10点より5点をご覧いただきます。

浜口陽三略歴
- 1909(明治42)年
- 和歌山県広川村に生まれる
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1930(昭和5)年
21歳
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東京美術学校(現東京藝術大学)彫刻科中退、パリに移住
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1933(昭和8)年
24歳
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サロン・ドートンヌに出品
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1938(昭和13)年
29歳
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パリで水彩画と版画の最初の個展開催
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1953(昭和28)年
44歳
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関野準一郎、駒井哲郎と共に日本銅版画家協会を創設
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1954(昭和29)年
45歳
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第1回現代日本美術展で「スペイン風油入れ」と「ジプシ-」が佳作賞受賞
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1957(昭和32)年
48歳
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第1回東京国際版画ビエンナーレで国立近代美術館賞受賞
第4回サンパウロビエンナーレ国際美術館グランプリ受賞 -
1961(昭和36)年
52歳
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第4回リュブリアナ国際版画ビエンナーレグランプリ受賞
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1977(昭和52)年
68歳
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第12回リュブリアナ国際版画ビエンナーレサラエボ美術アカデミー賞受賞
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1982(昭和57)年
73歳
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北カリフォルニア版画大賞展グランプリ受賞
- 2000(平成12)年
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12月東京で歿、享年91歳