岡田紅陽展 富士への憧憬

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1002393  更新日 2022年3月28日

印刷大きな文字で印刷

会期
2007年2月3日(土曜)~2月25日(日曜)
開館時間
10時00分-19時30分
入館料
100円(ただし、小学生以下・65歳以上・障がい者は無料)
主催
武蔵野市立吉祥寺美術館
協力
四季の杜おしの公園 岡田紅陽写真美術館

ポスター:岡田紅陽展 富士への憧憬


富士山の写真家として知られる岡田紅陽(1895-1972)。彼の写した富士山は色あせることなく、いまも多くの人々を魅了し続けています。20歳から本格的に富士山の撮影を開始した紅陽は、亡くなる4ヶ月前までのおよそ60年間に、約40万枚もの富士を撮影したといわれます。毎日のように立ち向い、生涯追い求めた富士の魅力とは一体どんなところにあったのでしょうか。
吉祥寺美術館では1990年から96年にかけてご遺族より47点の作品を受贈し、開館以来ご紹介してまいりました。本展では、晩年を過ごした吉祥寺から撮影した富士をはじめ、これまであまり紹介されることのなかった作品を中心に展観致します。東京中を恐怖に陥れた関東大震災(1923年)での記録撮影や、「国立公園写真集」(1936年)など富士山以外の撮影活動を通して、「他のところを撮れば撮る程富士の好さがはっきり分って来るやうな氣がします」と語ったその活動の一端から、紅陽の富士への憧憬をより一層感じていただける機会となれば幸いです

岡田紅陽の作品
©岡田紅陽
作品:1969(昭和44)年1月16日 井の頭
1969(昭和44)年1月16日 井の頭
作品:1971(昭和46)年1月16日 井の頭
1971(昭和46)年1月16日 井の頭