永沢まことのアフリカ!アフリカ!展 人間が、動物が、風景がびっくりするほど面白い!

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ページ番号1002390  更新日 2022年3月28日

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会期
2006年8月1日(火曜)~9月10日(日曜)
休館日
8月30日(水曜)
入館料
100円(ただし、小学生以下・65歳以上・障がい者は無料)
主催
武蔵野市立吉祥寺美術館
協力
ケニア共和国大使館、草思社プランニング
後援
財団法人東京動物園協会、東京都井の頭自然文化園
株式会社福音館書店、株式会社岩波書店、サントリー株式会社
関連イベント
  1. 8月12日(土曜)、26日(土曜) 永沢まことトークショー&サイン会
  2. 8月8日(火曜)、9日(水曜) ワークショップ「永沢まことの絵を描く講座」

ポスター:永沢まことのアフリカ!アフリカ!展


永沢まことは、1936年東京に生まれました。大学卒業後、アニメーターとして活躍しましたが、40代に入ったとき、新しい自分自身の絵を見つけようと単身渡米しました。そこで、描くことの原点に戻るために、ニューヨークの街角に立って、人物を中心としたスケッチを始めます。
以後8年に及ぶニューヨーク滞在の中で、実物をみて描くスケッチを重ね、現在のようなスピード感のある自在な線と、明るい色彩によるスタイルを生み出しました。
時を経て、2004年に訪れたアフリカで、今も大自然と一体となった伝統的な生活を誇りをもって維持しているマサイ族の人たちと出会いました。「これほど絵ごころをそそる人物と相対したのは、ニューヨーク以来20年ぶり」と語るように、永沢は彼らの魅力にとりつかれ、翌2005年、翌々2006年と、サバンナのマサイランド(ケニア共和国とタンザニア連合共和国にまたがる広大な地域)を訪れ、マサイ族のポートレートや彼らを取り巻くアフリカの雄大な風景、そこに生きる野生動物たちを生き生きと描いた作品約80点を完成させました。とくに2006年の作品は、ケニアのイシニアにあるマサイ村の一軒家に一人滞在し、村びとの協力を得ながら制作されたものです。
本展では、その中から約60点の作品をご紹介しますが、永沢まことが描く線と色彩の美しさを通して、アフリカの人びと、動物そして風景が織りなす生命の力強さ、大自然の美しさ・・・アフリカの魅力をじっくりご堪能いただければ幸いです。

作品:キリン
《キリン》2005年
作品:マサイ族の男
《マサイ族の男》2006年
作品:ゾウとキリマンジャロ
《ゾウとキリマンジャロ》2006年