実物とイラストで見る鳥の巣の造形美-鈴木まもるコレクションから-

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1002388  更新日 2022年3月28日

印刷大きな文字で印刷

会期
2006年4月5日(水曜)~5月21日(日曜)
休館日
4月26日(水曜)
入館料
100円(ただし、小学生以下・65歳以上・障がい者は無料)
主催
武蔵野市立吉祥寺美術館
関連イベント
  1. 5月5日(金曜・祝日) ミュージアムコンサート「空飛ぶ笛」
  2. 5月13日(土曜) 講演会「鳥の巣の造形美」

ポスター:実物とイラストで見る鳥の巣の造形美-鈴木まもるコレクションから-


絵本作家で画家の鈴木まもる氏(1952-)は約20年間にわたり、ヒナが巣立った後の古巣の収集を続けており、そのコレクションは現在では230種、550個を上回る膨大なものとなっています。
同氏は、従来、生物学あるいは鳥類学の標本資料として扱われることの多かった鳥の巣を、美術・造形・芸術的見地から考察し、豊富な観察と資料にもとづく精緻な絵を描くことにより、鳥たちの生態を正しく伝える試みを続けています。
本展では、同氏が昨年アフリカで収集した巣のかずかずをはじめ、私たちに身近な鳥たちが作った巣や、珍しい巣等、さまざまな形態の巣を展示し、あわせて、同氏が描いた"鳥と巣と卵"の細密画の数々を紹介するものです。
鳥の巣の造形的な美しさ、鳥に備わった巣造りという造形本能の不思議さ、自然の巧みさをご覧いただき、造形とは何か、人間の芸術活動の根源は何かについて問いかけ、思いを馳せるよすがとしていただければ幸いです。

主な展示資料:鈴木まもる氏の水彩画作品、著書の原画等約25点、及び同氏が収集した鳥の巣コレクションから国内外のさまざまな形の鳥の巣約20点

作品:コメンガタハタオリの巣
コメンガタハタオリの巣
作品:鳥の巣いろいろ
「鳥の巣いろいろ」
(鈴木まもる作・絵/偕成社) 原画より
作品:世界の鳥の巣の本
「世界の鳥の巣の本」
(鈴木まもる作/岩崎書店)原画より