Genius Party展 ―吉祥寺発アニメの想像と創造―

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ページ番号1002385  更新日 2022年3月28日

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会期
2007年9月15日(土曜)~10月28日(日曜)
休館日
9月26日(水曜)
入館料
100円(ただし、小学生以下・65歳以上・障がい者は無料)
主催
武蔵野市立吉祥寺美術館
協力
STUDIO4℃、吉祥寺ウェルカムキャンペーン委員会
関連イベント
10月14日(日曜) 湯浅正明×竹熊健太郎トークイベント

ポスター:Genius Party展 ―吉祥寺発アニメの想像と創造―


現在、吉祥寺は日本におけるアニメ・マンガ文化の中心地となっており、多くのアニメ制作スタジオや作家が拠点としています。
その中でも吉祥寺にスタジオを構えるアニメーション制作会社、STUDIO4℃は、常に挑戦的な企画と確かな技術で日本のアニメシーンを牽引してきました。
本展では、この夏公開のSTUDIO4℃制作の短編オムニバス映画「Genius Party(ジーニアス・パーティ)」をとりあげ、吉祥寺で創られ、世界へ発信されているアニメーション制作の現場とその監督たちの想像力を、制作の過程における数多くの資料によりご紹介します。
「Genius Party」とは、「アニマトリックス」「マインドゲーム」「鉄コン筋クリート」などの斬新な映像作品を創りだしてきたアニメーション制作会社、STUDIO4℃制作による今夏公開の短編オムニバス映画です。気鋭の映像作家7名が「制約はゼロ」というコンセプトのもとでそれぞれ短編作品を創造し、バラエティ豊かなオムニバス作品へと結実させました。2008年には第2弾の公開が予定されまた2008年2月にはアメリカでの「ジャパン・フェスティバル」にて、日本文化の代表作としてワールドプレミア上映が決定しています。まさに、世界に誇る日本アニメーションの天才たちの想像力が競演したパーティームービーです。
今回の展示では映画「Genius Party」に参加した7名の監督それぞれの作品について、こだわりの技術を中心に、イメージボードや原画などの資料を多数展示して、アニメーション制作の裏側をご紹介します。監督たちの個性的な想像力と、それを形にするための確かな創造力を感じていただけることでしょう。また、映画の中の1シーンを例に、実物を見ながら段階を追ってアニメーションのできるまでをご紹介します。映画「Genius Party」をご覧になった方はもちろん、ご覧いただいていない方も、アニメーション誕生の裏側を存分にお楽しみいただけます。

Genius Party 監督:福島敦子/河森正治/木村真二/福山庸治/二村英樹/湯浅政明/渡辺信一郎

作品:木村真二 デスティック・フォー
木村真二《デスティック・フォー》
キャラクターデザイン
STUDIO 4℃
作品:渡辺信一郎 BABY BLUE
渡辺信一郎《BABY BLUE》場面写
STUDIO 4℃
作品:湯浅政明 夢見るキカイ
湯浅政明《夢見るキカイ》
イメージスケッチ
STUDIO 4℃