没後20年 清らかな美の系譜 小磯良平展

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ページ番号1002377  更新日 2022年3月28日

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会期
2008年7月26日(土曜)~9月7日(日曜)
休館日
7月30日(水曜)、8月27日(水曜)
入館料
100円(ただし、小学生以下・65歳以上・障がい者は無料)
会期中に限り武蔵野市内在住在学の中学生は無料
主催
武蔵野市立吉祥寺美術館
協力
神戸市立小磯記念美術館科
関連イベント
  1. 8月9日(土曜) コンサート「小磯が描いたリュートとともに」
  2. 8月23日(土曜) 講演会「小磯良平の魅力」

ポスター:没後20年 清らかな美の系譜 小磯良平展


小磯良平(1903-88)は、日本の近代洋画界を代表する画家のひとりとして広く知られています。若くして開花した素晴らしい才能と、フランス留学以来、多くの西洋絵画の伝統を探求したことに加え、東京美術学校で藤島武二に学び、荻須高徳、猪熊弦一郎といった優れた画家を仲間に得たことが相まって、小磯芸術の礎は形作られてゆきました。
気品ある女性像や、様々な群像画など、小磯が世に送り出した名作の数々には、西洋絵画の伝統をふまえた小磯独自の世界が築かれ、今日も日本近代洋画の美の基軸のひとつとして高く評価されています。
このたびの展観は、神戸市立小磯記念美術館のご協力により、《踊り子》《二人裸婦》《働く人》などの代表作を含む油彩、デッサン、版画など初期から晩年までの約30点をご紹介するものです。
没後20年を迎える今年、改めてその画業をたどりながら、清澄な絵画にこめられた小磯良平の美意識に触れていただく好機となるでしょう

作品:青衣の女
《青衣の女》1929年
神戸市立小磯記念美術館蔵
作品:踊り子
《踊り子》1940)年頃
神戸市立小磯記念美術館蔵
作品:働く人
《働く人》1959年
神戸市立小磯記念美術館蔵