村越としや写真展 火の粉は風に舞い上がる

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ページ番号1002332  更新日 2022年3月28日

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会期
2014年9月20日(土曜)-11月3日(月曜・祝日)
会期中の休館日
9月24日(水曜)、10月29日(水曜)

福島県須賀川市出身の若手写真家・村越としやは、拠点を東京に置きながら2006年以降度々故郷に足を運び、その風景を撮影してきました。その蓄積は8冊の写真集となった他、2009年に自ら設立したTAP Galleryでも発表しています。またその他ニコンサロンやコニカミノルタプラザなど、老舗ギャラリーでも多数の個展、グループ展を開催、2011年には日本写真協会賞新人賞を受賞しました。

郷里を襲った東日本大震災に衝撃を受けながらも、これまでのスタイルを崩さず地道に、そして粛々と取材を続けています。そうした中で生まれる写真もまた静かな佇まいをみせ、一見等しく平穏な風景から、福島の変化がひしひしと伝わってきます。

本展示では、村越が辿った福島の記憶の断片を、近作を中心にご紹介します。静謐でありながらも、深く根の張った力強い風景のあり方は、故郷を思う新たな視点を提示してくれるのではないでしょうか。

写真:福島の風景1

写真:福島の風景2

写真:福島の風景3

写真:福島の風景4


Ⓒ村越としや