長倉洋海写真展 その先の世界へ

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ページ番号1002319  更新日 2022年3月28日

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会期
2015年5月23日(土曜)~6月28日(日曜)
会期中の休館日
5月27日(水曜)、6月24(水曜)

世界の辺境、紛争地を取材し続ける写真家・長倉洋海。そのレンズは「時代の波に飲み込まれていくもの、動じないもの、その両者の狭間で生きる人の姿」を捉えてきました。「戦乱に切り裂かれ、時代に翻弄されるのではなく、先人たちが拓いた道を伸びやかに、たくましく歩んで行く人」の姿を切り取っています。

内戦からの復興を目指す南部アフリカ。メキシコの死者の日。パプアニューギアの祭り。アフガニスタンの国技・ブズカシ。チャドの遊牧民。スリランカでの祈り。写真家が捉えた世界各地の人々の姿をご紹介します。

長倉洋海

1952年、北海道釧路市生まれ。大学時代は探検部に所属し、手製筏で日本海漂流、アフガン遊牧民調査などの探検に出る。時事通信社を経て1980年に独立、以後、世界の紛争地や辺境を駆け回っている。アフガニスタン抵抗運動の指導者マスード、エル・サルバドル難民キャンプの少女へスースの取材は特に長い期間に及んだ。受賞歴は、日本写真協会新人賞(1983年)、第12回土門拳賞(1993年)、日本写真協会年度賞(2002年)、講談社出版文化賞写真賞(2005年)など多数。2006年には、フランス・ペルピニャンの国際フォト・ジャーナリズム祭に日本人として始めて招待参加、「マスード 敗れざる魂」を開催し大きな反響を呼んだ。主な写真集に、『アフガニスタン―山の学校の子どもたち』(偕成社)、『人間交路―シルクロード』(毎日新聞社)、『地を駆ける』(平凡社)、『微笑みの降る星』(クレヴィス)などがある。東日本大震災後、被災地の子どもたちの作文と写真で構成した『だけど、くじけない』(NHK出版)や『お~い、雲よ』(岩崎書店)を刊行するなど、近年は国内での取材も増えている。

長倉洋海作品1

長倉洋海作品2

長倉洋海作品3

長倉洋海作品4

長倉洋海作品5


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