デビュー20周年記念 どいかや展 チリとチリリ
- 会期
- 2016年10月1日(土曜)~11月13日(日曜)
- 会期中の休館日
- 10月26日(水曜)
- 主催
- 武蔵野市立吉祥寺美術館
- 協力
- アリス館・あすなろ書房・偕成社・学研プラス・教育画劇・小学館・童心社・白泉社・BL出版・フェリシモ・ブロンズ新社・文溪堂・ポプラ社

今年でデビュー20周年を迎えた、絵本作家・どいかや。代表作『チリとチリリ』(アリス館 2003年)は、現在6冊を数える人気シリーズとなりました。子どものみならず大人の心をもつかむのは、“森の中に私たちの知らない世界があるかもしれない”と、思うまま自由に描いた“チリとチリリ”の不思議な体験に、誰もが想像力を掻き立てられるからでしょう。
また、どいかや特有の色鉛筆や鉛筆を用いた手法の原点は、絵本作家育成講座「あとさき塾」の参加にあります。本展では、当時の初期作品はもちろん、デビュー作『チップとチョコのおでかけ』(文溪堂 1996年)に始まる他の人気シリーズや、水彩で描かれた詩情あふれる作品、フェルトを用いたシリーズなどとあわせて、「チリとチリリ」シリーズの原画全点を展示します。
最新作『ひまなこなべ』(あすなろ書房 2016年)に至る、精緻な描写と柔らかな色彩が魅力の約240点の原画を通して、絵本作家としての20年の軌跡、および、自然や動物たちの生命のあり方を大切に、緑豊かな山あいで猫たちと暮らす、作家自身の生きる姿勢にも迫ります。
どいかや

1969年、東京都生まれ。東京造形大学デザイン学科卒。1996年に『チップとチョコのおでかけ』(文溪堂)でデビュー以来、自然や生きものへの愛情に満ちた絵本を数多く発表している。代表作に『チリとチリリ』(2003年)、『チリとチリリ うみのおはなし』(2004年)、『チリとチリリ まちのおはなし』(2005年)、『チリとチリリ はらっぱのおはなし』(2007年)、『チリとチリリ ゆきのひのおはなし』(2010年)、『チリとチリリ ちかのおはなし』(2013年)などがある。✤
現在は、千葉県在住。文章のみを手掛けた作品も多く、猫との生活をつづったエッセイもある。
✤「チリとチリリ」シリーズはすべてアリス館刊行






関連イベント
✤1と2の会場は、武蔵野市立吉祥寺美術館 音楽室
1.講演会
講演会は、定員に達しましたので、受付を終了致しました。
どいかやが語る”チリとチリリ”と絵本のはなし&サイン会
- 10月10日(月曜・祝日) 14時00分~16時00分
- 定員:80名 ※お申し込み先着順
✤講演会当日の美術館入館券が必要です
2.美術館でワークショップ
✤参加費はすべて各1000円
『チリとチリリ うみのおはなし』より 親子でおそろい! 貝殻ペンダント&ブローチ
- 10月9日(日曜) 13時00分~16時00分
- 講師:中安麗(ジュエリー作家)
- 定員:親子10組20名
★お申し込みの詳細はこちら
『チリとチリリ ちかのおはなし』より 羊毛フェルトでお花の小物づくり
- 10月22日(土曜) 13時00分~16時00分
- 講師:吉谷美世子(染色造形作家)
- 定員:15名<小学生以上>
★お申し込みの詳細はこちら
どいかやと一緒に ”チリとチリリ”のかんたん絵本づくり
- 11月3日(木曜・祝日) 13時00分~16時00分
- 定員:10名<小学生以上>
★お申し込みの詳細はこちら
3.美術館からおでかけワークショップ
『チリとチリリ はらっぱのおはなし』『チリとチリリ ゆきのひのおはなし』より 親子でお料理教室 ミックスジュースとおんせん蒸しパンに挑戦
✤合成着色料を使用しない、野菜を使ったお料理です。参加者は実際に調理はせず、講師がデモンストレーションを行った後に親子で試食。レシピは持ち帰れます
- 10月29日(土曜) 13時00分~16時00分
- 講師:浅倉ユキ(ゆるベジ料理研究家・「another~kitchen」主宰)
- 場所:「another~kitchen」吉祥寺スタジオ
- 参加費:800円
- 定員:親子10組20名
★お申し込みの詳細はこちら
『チリとチリリ まちのおはなし』より お花色の毛糸でマフラーを織ろう
- 11月6日(日曜) 13時00分~17時00分
- 講師:城達也(織作家・「手織工房 じょうた」主宰)
- 場所:手織工房 じょうた<吉祥寺>
- 参加費:1500円
- 定員:10名<小学生以上>
★お申し込みの詳細はこちら








