武蔵野市制施行70周年記念・井の頭恩賜公園開園100周年記念 見えた風景、見える風景

武蔵野市は本年、市制施行70周年の節目を迎えます。
また、武蔵野市と三鷹市にまたがる井の頭恩賜公園は、開園から100年となります。
この間に、さまざまな出来事があり、さまざまな人が武蔵野市を行き交うなかで、武蔵野市の〈風景〉は大きく変貌してきました。〈風景〉とは、目の前に存在する場を指すだけでなく、その場をかたちづくっている人のことも含んでいるといえるでしょう。
本展は、歴史的・文化的な背景から、つねに人とともにある武蔵野市の〈風景〉を展観するものです。
武蔵野市を拠点に活動した芸術家たちの姿とその仕事を、武蔵野市の所蔵作品からご紹介します。あわせて、吉祥寺今昔(いまむかし)写真館委員会所蔵の、市街や井の頭公園のようすをおさめた貴重な写真を展示いたします。芸術家たちの息づかいや、市制の人びとの息づかいを感じていただくことによって、現在の武蔵野市の〈風景〉も立ち上がってくることでしょう。
本展が、これまでに見えた〈風景〉を振り返りつつ、これから見える〈風景〉を考えるきっかけとなりましたら幸いです。


関連イベント
*詳細はこちら
(1)記念講演会「武蔵野市と“武蔵野”を語る」
- 講師
森安彦(国文学研究資料館名誉教授、武蔵野市文化財保護委員)
保坂一房(公益財団法人たましん地域文化財団歴史資料室室長)
目黒實(吉祥寺今昔写真館委員会会長) - 11月11日(土曜)13時30分より
(2)講演会「今に残る江戸時代の武蔵野(仮題)」
- 講師
米崎清実(武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館学芸員) - 12月2日(土曜)14時00分より
(3)学芸員によるギャラリートーク
11月23日(木曜・祝日)、12月16日(土曜)いずれも14時00分より
