所蔵作品展 版画の魅力 技法の共演

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ページ番号1008728  更新日 2025年12月22日

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イベントカテゴリ: 美術

展覧会ポスター画像

開催期間

2026年1月17日(土曜日)から2026年3月1日(日曜日)まで

休館日:1月28日(水曜)、2月18日(水曜)・25日(水曜)

開催時間

午前10時 から 午後7時30分 まで

開催場所

武蔵野市立吉祥寺美術館
交通・アクセス

対象

どなたでも

入館料
300円、中高生100円(小学生以下・65歳以上・障がい者の方は無料)
主催
武蔵野市立吉祥寺美術館(公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団)
作品:織田一磨
織田一磨《井ノ頭の池》1931年 石版、紙
作品:浜口陽三
浜口陽三《朱色の蝶》1979年 カラーメゾチント、紙
作品:一原有徳
一原有徳《脈3》1964年 アルミニウム版腐蝕、紙

吉祥寺美術館は2002年の開館以来、武蔵野市にゆかりのある作家の作品を収集してきました。2,500点を超える所蔵品の中には、約1,600点の版画作品があります。今回の所蔵作品による企画展では、さまざまな技法による版画作品を紹介いたします。

もとは同じ文字や図像を複数作るための情報伝達の有効な手段として発達した版画は、近代以降その役割から解き放たれ、独立した芸術表現の手段の一つとなりました。版画は、版の形状から凸版、凹版、平版、孔版の4つの形式に分類されます。さらに版の素材や構造の違いにより、独特の温かみや力強さを持つ「木版」、直刻法・腐蝕法で線の強弱や面の表現も可能な「銅版」、描いたままの繊細な描画をそのまま表現できる「石版(リトグラフ)」、均一な色面構成が特徴の「シルクスクリーン」等の種類に分けられます。前述の通り、版画にはさまざまな技法がみられそれぞれに特徴的な表現が可能な版画は、さらに作家個々人によるオリジナルの技法・表現が加えられたことにより、同じ版種でも多種多様な表現が生まれ、各技法が持つ独特の個性を楽しむことができます。

本展では、武蔵野市が所蔵する織田一磨(1882-1956)・浜口陽三(1909- 2000)・一原有徳(1910-2010)・南桂子(1911-2004)・萩原英雄(1913-2007)・清水昭八(1933-1996) ・沢田哲郎(1935-1998)による版画作品を取り上げ、多彩な魅力を紹介します。


作品:南桂子
南桂子《雨の日》1964年 エッチング・ソフトグランドエッチング・サンドペーパー、紙
作品:萩原英雄
萩原英雄《影法師No.7》1972年 木版、紙
作品:沢田哲郎
沢田哲郎《TRANQUILLITY Ⅰ》1988年 シルクスクリーン、紙

関連イベント

ワークショップ(1)メゾチント

日時

2月1日(日)13時00分〜16時00分

講師

光平伴治(画家、トスカーナ州公認版画師、刷り師)

会場
吉祥寺美術館音楽室
定員
10名
対象

小学生以上(刃物等を使用するため、低学年以下は保護者同伴)

参加費
一人2,000円(材料費込み)
持ち物
9×6cmの下絵、汚れてもよい服装またはエプロン
申込

1月15日(木)10時より電話(0422-22-0385)にて受付・先着順

※1回の電話で2名まで受付

ワークショップ(2)エッチング・アクアチント

日時
2月21日(土)・22日(日)両日13:00~16:00 ※2日間連続講座
講師
光平伴治(画家、トスカーナ州公認版画師、刷り師)
会場
吉祥寺美術館音楽室
定員
10名
対象

小学生以上(刃物等を使用するため、低学年以下は保護者同伴)

参加費
一人2,000円(材料費込み)
持ち物

12×9cmの下絵、汚れてもよい服装またはエプロン

申込

1月15日(木)10時より電話(0422-22-0385)にて受付・先着順

※1回の電話で2名まで受付