公益財団法人武蔵野文化事業団 事業記録 発刊にあたって

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ページ番号1003499  更新日 2022年8月28日

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武蔵野文化事業団理事長 青木稔

公益財団法人武蔵野文化事業団 理事長
青木 稔


 武蔵野文化事業団は1984(昭和59)年11 月に財団法人として設立され、同時期に開設さ れた武蔵野市民文化会館と武蔵野芸能劇場、以降順次、武蔵野公会堂、武蔵野スイングホール、 吉祥寺美術館、松露庵、吉祥寺シアター、かたらいの道市民スペースの8つの市立文化施設の 管理運営を武蔵野市から受託(2015 年度からは指定管理者として)してきました。市民など の皆様が気持ちよく文化芸術の練習、発表などの場としてご利用いただけるよう努めるとともに、多くの「自主」事業を展開してまいりました。

 草創期から続く落語等の伝統芸能、市民文化会館等におけるオーケストラや器楽等の音楽公演、市民手作りの武蔵野シティバレエ、地元ゆかりの作家作品等を展示する吉祥寺美術館、新たな吉祥寺文化の発信地としての吉祥寺シアターにおける演劇・ダンス公演など、長いものは 30 年余にわたり続けて来ることができました。その公演等は、それぞれの時期を支えていただ いた方々の創意工夫などもあり、チラシなどとともに「独自性」が強く意識されたもので、お客様に喜ばれるとともに専門家などからも極めて高い評価をいただいたものが数多くありまし た。

 この度、武蔵野生涯学習振興事業団と統合・合併するにあたり、武蔵野文化事業団自体としては「消滅」することとなります。そこでこれまでの武蔵野文化事業団の歩みを事業記録の形でまとめるとともに、数多い縁の皆様の中から、何人かの方にご寄稿等いただき、また「友の会」 会員の皆様からの声も掲載させていただき、冊子としてまとめました。

 改めてこれまでのご愛顧、ご支援、ご協力等に深く感謝いたしますとともに、改めて新たな 歩みを見守っていただければと思います。ありがとうございました。 


令和4(2022)年 3月吉日