ala Collection シリーズ vol.15『いびしない愛』

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ページ番号1007130  更新日 2024年9月19日

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イベントカテゴリ: 演劇

南沢奈央・東風万智子が姉妹役を熱演!

ala本チラシ

高知県西部の幡多弁によって描かれる、節(ふし)工場に関わる人々の、いびしない(汚れた)愛と可笑しさに満ちた傑作戯曲。

言い知れぬ苦悩、それでも人は人と向き合うことで、安らぎを手にしていく。
生きることの愛おしさを伝える作品に、実力派のキャスト・スタッフで挑みます。


あらすじ

経営が厳しい節(ふし)工場。加えてコロナ禍でいよいよ存続も危ない。
もはや手詰まり状態の経営者・喜美子。
その姉・しおりは左腕が不自由だが、快活で目立つ存在。
長年そんな姉と比べられてきた喜美子は素直に姉に助けを求められない。
そんな折、喜美子は工場に空き巣に入った男・諌山(いさやま)と出くわす。
そこから姉妹、空き巣の男、従業員たちを巻き込んで、閉塞感漂う工場内に、不協和音が鳴り響く…


キャスト

南沢奈央

南沢奈央

富田喜美子(次女)役

1990年生まれ、2006年デビュー。2008年の主演ドラマ・映画『赤い糸』で注目を集める。その後も大河ドラマ『軍師官兵衛』をはじめ、ドラマ、映画、舞台、CM、ラジオMC、執筆、書評などで活躍。09年『赤い城黒い砂』で初舞台。近年の主な舞台出演作品は、 『アーリントン』『岸辺の亀とクラゲ-jellyfish-』『羽世保スウィングボーイズ』『更地』『エゴ・サーチ』『お月さまへようこそ』『血の婚礼』『セトウツミ』 『メディア/イアソン』などがある。

 

東風万智子

東風万智子

富田しおり(長女)役

2006年から1年半ほどオーストラリアへ留学。2010年春から再始動。ドラマ・映画・舞台で役者として再び歩み始め、女優としての幅を広げるべく様々な役柄に挑んでいる。2014年春、東海テレビ『聖母聖美物語』では、復帰後初の連続ドラマ主演を演じ話題となった。主なドラマとして、2019年NHK『まんぷく』、TBS『メゾン・ド・ポリス』、主な舞台として、2023 『神舞の庭』、2021 新国立劇場『イロアセル』作・演出: 倉持裕、ほか。

 

佐藤祐基

佐藤祐基

諌山圭吾 役

2005年『ごくせん』で俳優デビュー。その後、2008年フジテレビ系連続ドラマ『白と黒』で連続テレビドラマ初主演。主なドラマとして、『ルーズヴェルト・ゲーム』(2015)、『やすらぎの刻~道』(2019)、『30までにとうるさくて』(2022)、『大奥』(2023)。主な映画として、『新宿スワン2』(2017)、『純平、考え直せ』(2018)。主な舞台として、『骨と十字架』(2019)、『斬られの仙太』(2021)、『陰陽師』(2022)。

 

内藤裕志

内藤裕志

坂元照信 役

文学座座員として約10年間活動。その後クリオネに所属。細やかな心情の揺れを表現し、2021年に主演した短編映画では多くの賞を受賞している。主な舞台として、2021 年『友達』 主催:シスカンパニー、2020年『リチャード二世』 主催:新国立劇場、2020年『帽子と預言者』 役名:男(主演) 主催:名取事務所。主演映画として、2021年『時雨さんの渡世』*ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 入選、*門真国際映画祭 最優秀短編作品賞*那須国際映画祭 準グランプリ。

 

長江英和

長江英和

吉田喜八郎(ヨロ)役

大きくそびえ立つ圧倒的な風貌で、たとえ台詞のない役であってもそこには「存在感」という重要なスパイスを舞台やドラマ、映画に加える俳優。主な舞台として、2015年 現代能楽集Ⅷ『道玄坂綺譚』(作・演出:マキノノゾミ)、2016年『ライ王のテラス』(作:三島由紀夫 演出:宮本亜門)、2017年 舞台版「ロードス島戦記」ベルド役(作・演出:園田英樹)などがある。

 

スタッフ

作:竹田モモコ

竹田モモコ

竹田モモコ(ばぶれるりぐる主宰・作・役者)

【2018年】自身の出身地、高知県土佐清水市の方言『幡多弁』を使用したお芝居を打つべく、一人ユニット『ばぶれるりぐる』を旗揚げ。
【2020年】関西演劇祭参加作品『二十一時、宝来館』でベスト脚本賞受賞。
【2020年】『いびしない愛』で第26回劇作家協会新人戯曲賞受賞。
【2022年】『他人』で「日本の劇」戯曲賞2022最優秀賞受賞。
人物描写に定評があり、普遍的な悩みや葛藤を扱いつつも、思わず笑ってしまう劇作を得意とする。

演出:マキノノゾミ

マキノノゾミ

マキノノゾミ(劇作家・脚本家・演出家)

1984年の旗揚げから2010年の解散まで劇団M.O.P.の主宰を務め、劇団外部の作品でも小劇場から大劇場まで幅広く作・演出を担う。舞台以外に映像にも活動の場を広げ、NHK連続テレビ小説「まんてん」や映画「真田十勇士」の脚本を手がける。数々の演劇賞にも輝いており、昨今では「昭和虞美人草」で令和3年度(第72回)芸術選奨 文部科学大臣賞を、令和4年には秋の紫綬褒章を受章している。

 


出演者変更のお知らせ

吉田喜八郎(愛称:ヨロ)役で出演を予定しておりました俳優 神戸浩氏の体調都合により、同役を、俳優 長江英和(ながえ ひでかず)氏に変更し公演を開催いたします。
神戸氏の出演を楽しみにしてくださった皆様には大変申し訳ございません。
新たに長江氏をお迎えしご満足いただける公演を目指して参りますので、皆様には何卒、
引き続き同公演へのお引き立てのほどお願い申し上げます。
(2024.9.18)


ala Collection シリーズとは

第一線で活躍する俳優・スタッフが岐阜県可児市に滞在するアーティスト・イン・レジデンスを基軸として良質な演劇作品を制作し、全国に発信することを目指すプロジェクト。

百日紅、午後四時
ala Collectionシリーズ vol.13 『百日紅、午後四時』(撮影:石川純)

開催期間

2024年10月25日(金曜日)から2024年10月31日(木曜日)まで

開催時間

 10月25日(金) 14:00☆
 10月26日(土) 14:00☆
 10月27日(日) 14:00
 10月28日(月) 18:30★
 10月29日(火) 休演日
 10月30日(水) 14:00/18:30
 10月31日(木) 14:00
 ☆=アフタートーク有 ★=手話通訳付き
 ※開場は開演の30分前。

開催場所

吉祥寺シアター 劇場
吉祥寺シアター

対象

小学生、中学生・高校生・大学生、大人

チケット 発売情報

2024年9月7日(土)午前10:00より事業団先行発売
※一般発売日は9月14日(土)
※25才以下チケットは一般発売日より取り扱い開始

チケット購入
チケット料金

<全席指定>

一般: 5,000円

友の会: 4,500円(前売のみ)

25才以下: 2,500円(当日引換券・当日要年齢確認・限定枚数)

※25才以下:お並びでのご用意はできませんので、あらかじめご容赦ください。

 

※車椅子でご来場の方は事前に石井光三オフィス(03-5797-5502/平日12:00~18:00)までお問い合わせください。

※「戯曲デジタルアーカイブ」で本戯曲が閲覧できます。きこえない方、きこえづらい方の観劇サポートとしてご利用ください。

https://playtextdigitalarchive.com/drama/detail/242

※未就学児のご入場はご遠慮ください。

チケット取り扱い

・(公財)武蔵野文化生涯学習事業団 チケット予約

Tel: 0422-54-2011 (9:00~22:00、発売日は10:00~)

Web: https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-s/sameShowList?en=403

 

※他プレイガイドは特設サイトをご確認ください。

スタッフ

[美術] 奥村泰彦 [照明] 大川貴啓 [音響] 三好里美 [衣裳] 三大寺志保美

[方言指導] 竹田モモコ [演出助手] 郷田拓実 [舞台監督] 加藤元基

[制作] 渋谷江厘 松浦正和 馬場順子 [プロデューサー] 澤村潤

 

[宣伝美術] 市川きよあき事務所 [撮影] 神ノ川智早 [宣伝ヘアメイク] 大宝みゆき

[宣伝スタイリスト] 中西瑞美 [宣伝協力] 吉田プロモーション

 

[手話通訳] 水野里香 髙田美香 [手話監修] 河合依子 奥田しのぶ(岐阜ろう劇団いぶき)

[手話コーディネート] シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)

 

[主催] 公益財団法人可児市文化芸術振興財団

[助成] 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)

独立行政法人日本芸術文化振興会

[協力] (公財)武蔵野文化生涯学習事業団

お問合せ

・石井光三オフィス

Tel:03-5797-5502(平日12:00~18:00)

・吉祥寺シアター
Tel: 0422-22-0911(9:00~22:00)

アクセス

JR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅北口より徒歩5分